リパブリック・ピクチャーズは、ハリウッドの映画スタジオの中でも《連続活劇》を数多く製作した映画会社の一つである。連続活劇はどのように上映されていたのか。実際のシカゴの映画館を例に見ていきたい。
ある映画評論家の肖像
戦時中の小津安二郎作品の削除シーン
フクちゃんと荒姫さま
プロパガンダの責任
無名(2023)
上海を舞台にした歴史ファンタジーと、寡作の映画作家チェン・アル監督の偏愛するプロット構造について
美少女と九六陸攻
白黒にカラーを埋め込む
今では何でもないような色の操作が、かつては非常に困難を極めた。そしてそれは思いもよらない結果を生むことにもなった。
批評の言葉
わたしたちの果てなき切望 (10)
あなたの望みは支配すること。私の望みは生きること。冒険、戦い、異国の土地、美しい女性、私はそれらを必要としているのです。だが、あなたはそれを悪用する。
『ほら男爵の冒険(Münchhausen, 1943)』
総統のための装置
わたしたちの果てなき切望 (9)
ファシズムは総統の崇拝〔礼拝〕によって大衆を屈服させているが、このように大衆を力ずくでわがものにすることに対応しているのが、礼拝価値を生み出すために役に立つ器械装置を力ずくでわがものとすることなのである。
Walter Benjamin [1]